読 3
青い鳥
重松清 著:左下リンク参照
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映画「青い鳥」の原作となった著書をやっと読み終えた.
この小説は八つの短編で構成されている.
どれも心に問題を抱えた中学生達が主人公.
いじめの加害者、被害者、傍観者.
ナイフで教師を刺す少年.
いじめ防止という名の投書箱.
ひーとーごーろーしと歌い壊れる生徒.
生徒にからかわれ、
陰湿な虐めに晒された教師などなど.
これが等身大だと言ってのけたのは
我が家の現役中学生.
やっぱり心配となってしまったけど、
まあそうだろうな、という想いもある.
少年Aという報道、見出しに衝撃を受けたのは
もう遠い過去の出来事なのだ.
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小説では、毎回、非常勤講師であり吃音障害、
どもりのある村内先生と生徒が触れ合うことで
それぞれの問題を解決へと導いている.
「先生は大切なことしか言いません」
これがこの小説のキーワード.
吃音という設定が効いている.
「たたた・大切な ことしか いいい・いい・ません」
ということ.
それは先生が的確に正しい答えを(←ここ重要、
教示してくれることとは違う.
村内先生を笑い、苛立ち、
どう対処していいのか困惑し、
やがて、
その真摯な話し振りに何かを感じ取って
解決の糸口を見出してゆく生徒たち.
どの短編も息苦しい程、テーマは重いけど、
それ故に得られる感動は大きい.
そういう短編集.
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えっと、
自分がお勧めするのは最終話の「カッコウの卵」.
これだけは村内先生の教え子が主人公.
みんなに読んで欲しいと思うお話です.
(1/21、改編)
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